映画マニアによる映画レビューブログ

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赤ちゃんの弟がサボテンに顔面から突っ込んでいったときの話

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これは私が小学2年生の時の実話である。弟はハイハイが上手になってきた8か月のころだった。

実家は代々続く専業農家で、その辺に植物の鉢や木箱があるのが普通の環境である。

外で犬も飼っていたし、ハウスが2棟あった。

両親は農業で忙しくしていて、じいちゃん・ばあちゃん・お兄ちゃん・私が弟の面倒を見ることも多かった。

 

8か月にしてはよく動き回る赤ちゃんだった

その時、外で飼っている犬がよく吠えるので、見に行ってみると弟が外でハイハイしているではないか。犬は「何かちっちゃいのが来るよ!この生き物初めて見るよ!何かおかしいよ!」と教えてくれたような気がする。

この時のお守り当番はじいちゃんだった。じいちゃん...居眠りしてたのかな。

目を離すとどこにでもいっちゃうような、元気な赤ちゃんだった。

 

好奇心旺盛・ハイハイ上手な赤ちゃんが起こした事件

当時自宅の玄関にはサボテン3鉢(3種類)、アロエ1鉢置いてあった。

小学4年生の兄が当時サボテンにハマっていて、いろんな種類があった。

その時私は、台所にいたと記憶している。

突然、弟の大泣き声が響いた。とたんに母の叫び声。

何事だ!?私は駆け足で玄関に向かうと、母が弟を抱きかかえている。

泣き声はどんどん大きくなっていく。大きすぎて耳が痛くなった。

私「どうしたの!?」

母「顔にサボテンの針が刺さってる!」

見ると弟の顔全体にウチワサボテンの細かい針が無数に刺さっているではないか。

一番刺さっていたのは右頬で、みっしり刺さっている。

私は痛そうと思いながらも、笑いを堪えきれなくなり大笑いしてしまった。

鉛筆が転がっても笑ってしまう年頃である。ご容赦いただきたい。

 

ひたすらピンセットで抜きまくる

刺さったのがウチワサボテンの針だったのは不運だったかもしれない。

いや、すでに顔から突っ込んだのがアロエじゃなくてサボテンだった時点で不運なのだが。

一番上の画像がウチワサボテンなので、見ていただくと針がとにかく細かいのがお分かり頂けるであろう。そして針の数がとにかく多い。

 

母はすかさずピンセットを取り出し、ひたすら針を抜き続けた。

肌色で見にくい針が、100以上はあったと思う。

抜き続けていると、弟の泣き声もだんだん止んできた。

さっきまで針だらけだった弟の顔が、いつも通りの綺麗な肌に戻っている。

この後、病院に行ったりはせず普通に過ごしても何の問題もなかった。

 

家族のだれも今の環境に疑問を抱かなかったという盲点

家に植物がある。

それが普通だったし、赤ちゃんが産まれてもその環境が変わることはなかった。

ただ弟は急成長していた。好奇心はどんどん増し、いろんな物への興味が広がっていることを私は知る由もない。

 

単純にお守りが甘かった

これは母がふと目を離したすきに、起きた出来事である。

ウチワサボテンは弟がハイハイをしたときにちょうど目線の高さに来る。

きっと好奇心で近付いてしまったんだろう。

ふと目を離したすきに起きる事件はすごく多い。赤ちゃんがいるご家庭は、どこか心当たりがあるのではないだろうか。

 

まとめ:サボテンは置かない!もしくは、近づける場所に置かない!

皆さんは、サボテンをどのように飾っているだろうか?

まさかデスクに置いてないよね!?

居眠りしちゃったらそのままグサッなんてこともあり得るからね...

ちゃんがいるご家庭は、お気をつけて!

 

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